松本市のアルプス公園は、松本駅から北に4kmほどの場所にあります。
駅から同程度の距離にある公園の中では、このアルプス公園が最大となっています。
この公園は、桜が多く植えられていて、園内は桜で溢れています。
また、やや高所にあるため、松本市内の他の場所と比べても開花はやや遅れてやってきます。
市内でのお花見を逃したとしても、アルプス公園だったらまだまだ見れる可能性が高いのです。
自然が豊かなアルプス公園は、主に山と自然博物館、家族広場、動物園などがあるファミリーゾーンと、
ランニングやウォーキング、体験学習などができるスポーツゾーンで構成されています。
主に公園南側がファミリーゾーン、北側がスポーツゾーンです。
公園内でも桜景色のいい場所はファミリーゾーンで、撮影に適した場所がいくつかあります。
今回は、アルプス公園内の桜景色について紹介します。
アルプス公園内で一番見ておきたいおすすめの景色と言えば、北アルプスの景色です。
桜の開花時期であれば、桜と山の雪景色を一緒に撮影できます。
中でもおすすめの撮影場所は、公園南側の入口から入ってすぐの場所。
駐車場から入ったら、一番西側の道に沿って進みます。
山の景色、安曇野一体の風景、そして桜まで楽しめる絶好のロケーションなのです。
松本から見る北アルプスで、一番背の高い山は常念岳です。
この日はわずかに雲がかかっていましたが、快晴で山の稜線がはっきりと見えていました。
昔、松本市と安曇野市は元々大きな湖であったという伝説が残されています。
巨大な湖を切り拓いて豊かな平地にした者がいました。
それが龍に乗った泉小太郎です。(小泉小太郎と書かれていることも)
この泉小太郎伝説は、長野県各地に共通する話として残されています。
小太郎は、アルプス公園に近い放光寺で育ったと言われています。
その小太郎が植えたとされる枝垂れ桜がこちら。
青空の元、満開に咲いた様子を撮影することができました。
アルプス公園南側の入り口にある案内板は古いためか、
泉小太郎由来の枝垂れ桜は掲載されていません。
上記の写真は、いずれも赤い丸で囲った場所で見れる景色です。
山と自然博物館の正面から撮影。
色の濃さの異なる桜が並んでいます。
ファミリーゾーンへ向かう途中の桜並木。
満開の桜の中に鳥の巣(?)のような、枝が集まった場所がありました。
家族広場の周囲に桜が植えられています。
この日も、公園を訪れていた家族が大勢いました。
緩やかな斜面をローラーの付いたそりで、
桜の下を駆け下りるアルプスドリームコースター(1回、大人410円、小人200円)。
暖かい時期は営業時間が長く、寒い時期は短くなっています。
詳しくはこちら
山と自然博物館の展望台は360°のパノラマを堪能できますが、
ピクニック広場からでも北アルプスを眺めることが可能です。
水辺広場での一枚。
水のせせらぎや木々のそよめき、鳥の鳴き声など、
アルプス公園には自然豊かな音が溢れています。
公園北側は、スポーツゾーンとなっています。
森の入口広場から丘を少し登ったところで撮影しました。
写真中央の少し上あたりに山と自然博物館が見えているので、
公園の規模がどれくらいのものか想像がつくのではないでしょうか。
この付近には桜は植えられていないようですが、
木々が生い茂ったころになると、森林浴やちょっとしたトレッキングなどが楽しめそうです。
いかがでしたか。
暖かくなるにつれて木々がいっそう生い茂ってくると、
公園内の印象もまた大きく変わってきます。
家族で楽しめるだけでなく、ランニングなどのスポーツを楽しむにもいい環境が揃っているので、
一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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