神様のカルテは、長野県松本市を舞台にした小説で、
現役医師でもある夏川草介のデビュー作品です。
映画では、嵐の櫻井翔さんが主人公の栗原一止役をしています。
小学館からシリーズ化されている神様のカルテは、
本庄病院に勤める主人公の医師が、様々な人と触れ合う中で自分の生きざまについて考えていくというもの。
お笑いや恋愛を取り入れつつも、心温まる感動の作品です。
神様のカルテでは、松本市内の様々なところが舞台となっていますが、
今回紹介するのは、松本市街地周辺の歩いて回れるコース。
松本駅
↓ 徒歩約7分
縄手通り
↓ 徒歩約2分
厨十兵衛
↓ 徒歩約10分
深志神社
↓ 徒歩約10分
松本駅
総延長距離は約3km程度なので、寄り道したとしても半日もあれば十分に見て回ることができる距離です。
早速紹介していきます!
![縄手通り](https://walking-matsumoto.net/wp-content/uploads/2017/05/P1030557A.jpg)
縄手通りでは、嵐の櫻井翔さんが演じる主人公の栗原一止が勤めている
本庄病院から住んでいるアパート「御嶽荘」まで歩いて帰るシーンが撮影されました。
縄手通りは松本市の有名な観光スポットですが、17時以降はお店が閉まり、
人通りが少なくなります。
しかし、この撮影時は夜にも関わらず、見物人が殺到し、
縄手通り周辺は大渋滞になったんだとか。
縄手通りは、神様のカルテの他に漫画、映画ともに「orange‐オレンジ‐」
の舞台にも使われた観光スポット。
周辺にはパワースポットの「四柱神社」もあります。
![厨十兵衛](https://walking-matsumoto.net/wp-content/uploads/2017/05/P1030462A.jpg)
ここは、日本酒を専門とした居酒屋で、
櫻井翔さんと夏川草介さんが対談した際にもお店が使われています。
なお、神様のカルテでは「九兵衛」として登場。
櫻井翔さんが松本で美味しいと思った食べ物で「馬刺し」と「山賊焼き」を挙げていますが、
厨十兵衛ではどちらも提供しています。
ちなみに「山賊焼き」とは松本・塩尻市一体の郷土料理で、
鶏もも肉に、ニンニクと醤油の特製ダレに漬け込み、片栗粉まぶして揚げた料理です。
松本市では、山賊焼き食べられるお店が多いので、
観光の際はぜひお召し上がりください!
![深志神社](https://walking-matsumoto.net/wp-content/uploads/2017/05/P1030335A.jpg)
深志神社は、厨十兵衛から南にほぼまっすぐ行ったところにあります。
![深志神社](https://walking-matsumoto.net/wp-content/uploads/2017/05/P1030344A.jpg)
朱色に彩りが大変美しい神社です。
神様のカルテに登場する舞台の一つですが、実は映画ではロケ地として使われていません。
「立派なので、世界観に合わない」という理由で、撮影には安曇野市にある三柱神社が使われています。
この神社は、どんな由来があるのでしょうか。
元々「宮村宮」と呼ばれていた深志神社の御祭神は、
諏訪明神の建御名方富命(たけみなかたとみのみこと)という武の神様です。
そこに、松本城主の小笠原秀政の先祖である天満宮が合祀されています。
![天満宮](https://walking-matsumoto.net/wp-content/uploads/2017/05/P1030355A.jpg)
天満宮とは、学問の神である菅原道真公のこと。
境内には、11歳で漢詩を詠んだという阿呼(菅原道真公の幼名)の像も。
つまり、深志神社は文武に渡る二柱の神様が祀られているということです。
勉強の試験や部活の大会を控えている人は、お参りしてみては?
いかがでしたか。
今回紹介したロケ地巡りは、簡単にぐるっと回ってみることも、
時間をかけて寄り道をしたとしても、半日もあれば見て回ることは十分可能です。
ぜひ気軽に訪れてみてください。
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