【初潜入】松本市のシンボル!松本城に登ってみた!

【初潜入】松本市のシンボル!松本城に登ってみた!

ユタカくん
松本市のシンボルといえば松本城!
松本市の小学生の遠足などでも松本城へ上ることもありますよ。
今回は、松本市民が誇る「松本城」に初潜入してみました!松本城内部や、外の景色など、レポートしていきます★
ちなみに、松本城公式ホームページにて、団体の来訪予定をチェックできます。
混雑時を避けて入場できるので、先にチェックしてから松本城を訪れた方がベター!

まずは松本城の歴史から…

出典:国宝 松本城 公式HP

文禄元年頃(1592年頃)、徳川家康の元家臣であった石川数正の息子である康長が松本城天守の建築を進めたと言われています。
松本城の城主は6家23人と言われており、建築をした石川氏に始まり、小笠原氏、戸田氏、松平氏、堀田氏、水野氏と多くの城主が松本城を守ってきました。
ちなみに、松本城の入り口には、歴代の城主たちの家紋が入った灯篭が並べられており、夜になるとライトアップされますよ!

時は流れ、明治4年(1871年)、廃藩置県で松本県となり、城郭の門が破壊されていきます。
その後、明治13年(1880年)には、農業試験場として、明治35年(1902年)には、本丸庭園を「松本中学校」の校庭として、使用されてきました。
昭和5年(1930年)に松本城が国の史跡に指定されると、公園化される計画が進められていきます。
その後、太平洋戦争を経て、公園として緑化する事業や市立博物館の建築事業などが進んでいき、現在の姿になりました。

天守破壊の危機や、土地の荒廃など、様々な危機を乗り越え、400年余りもの間、信州松本のシンボルとしてあり続けた松本城。
歴史を感じながら観覧するとより足に力が入ります。それでは、松本城潜入レポートをお読みください!

黒門

出典:国宝 松本城 公式HP

観覧券売場にてチケットを購入し、「黒門」をくぐります。
かつては本丸御殿が配置されていたこともあり、この門は、本丸へ入る重要な入り口とされていました。
本丸へ続く門ということで、当時の最高色調である「黒」を名に入れ「黒門」と呼んでいたと言われています。

本丸御殿跡

黒門を抜けると本丸庭園が広がっています。瓦を使い仕切られている場所が本丸御殿です。
かつては城主の居住地でしたが、享保12年(1727年)、火事によって焼失し、現在は跡地としてしか見ることはできません。

ユタカくん
それでは、早速天守に登ってみようと思います!
ちなみに、天守は6階建て構造で、上に行けば行くほど階段が急になっていきます。
階段付近での写真撮影は禁止されているほど、足元が滑りやすく危険なため、上り降りは十分に気をつけてください。

天守1階

天守1階は、食料や武器・弾薬の倉庫だったと言われています。

また、天守1階の周囲1間(約1.82m)は内側よりも50cm低い作りになっています。
これは「武者走」と呼ばれ、戦闘時に武士が武器を持って走り回るので、その名がついたそう!

天守2階

天守2階は、光がたくさん入り、開放感のある作りです。
ここは「武者溜まり」だったと言われており、出動する武士たちの集合場所であったとされています。

「鉄砲狭間」や「矢狭間」と呼ばれる鉄砲や矢を撃つための小窓が至る所に配置されています。

天守3階

天守3階は実は秘密の階なのです!
それもそのはず、松本城は外から見ると5階建(五重)に見えますが、実は6階建(六重)で、この天守3階は外からは分からないように作られています。
敵からの目を欺くため外からの光を極力入れない作りのため、天守2階と打って変わり、薄暗い階となっています。
外から分からない秘密の階であることから安全性が高く、戦の際には武士たちが集まる場所でもあったと言われています。

天守4階

出典:国宝 松本城 公式HP

「御座の間」と呼ばれ、いざというときに城主がいる場所(御座所)として使われていました。
そのため、他の階と異なり、書院造り風の部屋になっていて、四方から光が入り、非常に明るい印象です。
この階は柱は全て桧(ヒノキ)が使われ、丁寧にかんながかけられています。

4階は床から天井まで4メートルほどの高さがあります。そのため、5階に上がる階段がとても急です!
なんとその傾斜は61度と言われ、松本城の中でもっとも急な階段がここです。
上りもさながら、下りの傾斜に少し恐怖を感じるほどなので、ゆっくりと上り下りしてくださいね。

天守5階

出典:国宝 松本城 公式HP

天守5階は、重臣たちが戦の作戦会議を開く場所だと言われています。
大河ドラマなどのお馴染みのシーンが思い浮かびますね!

武者窓から覗いた松本の市街地

室内には「武者窓」があり、全方向の様子を見ることができます。

天守6階

松本城の最上階・天守6階は、四方に武者窓があり、周りの様子をみる望楼として使われていました。

出典:国宝 松本城 公式HP

天井の中央には「二十六夜神」と呼ばれる松本城を守る神様が祀られています。
最上階まで登ったら、ぜひ天井を見上げてみてくださいね!

国宝 松本城
■住所   〒390-0873 長野県松本市丸の内4番1号
■TEL    0263-32-2902
■営業時間 開場 8:30~17:00(最終入場 16:30)*時期により変動あり
■定休日  年末を除き無休
ユタカくん
いかがでしたか?
松本観光には欠かせない、松本市のシンボルである松本城の内部についてご紹介しました!
松本城内部の階段は急で滑るものが多く、危険なので、ゆっくりと登ってくださいね。
松本城天守以外にも、周りには二の丸御殿跡などもあるので、ぜひゆっくりと見て回ってみてください。
秋の松本観光にぴったりの松本城!ぜひ、松本観光の参考にしてみてくださいね★