長野県松本市が舞台となった「orange‐オレンジ‐」。
作者の高野苺さんは、長野県出身で松本市在住。
原作の漫画orangeには松本市の中でも特に景色のいい観光スポットが背景に使われています。
オレンジって?
orange‐オレンジ‐は、高野苺さん原作のSFラブストーリーです。
女子高生のヒロイン高宮菜穂の元に、10年後の自分から手紙が届き、
恋をした相手である成瀬翔を仲間たちと共に救おうというもの。単行本は集英社から全2巻、双葉社から全5巻が刊行され、
実写映画化、アニメ化もされています。
今回は、原作の漫画に出てきたカットになるべく合わせた
松本市の風景とともに、観光にオススメのコースをを紹介していきます!
orangeでは、松本駅や松本城、縄手通りなど松本市の中でも特に中心部のエリアが
よく出てきます。
中心部のエリアであれば、松本駅から徒歩で十分に行ける距離にあるので、
気軽にロケ地巡りをすることができます。
![花時計公園](https://walking-matsumoto.net/wp-content/uploads/2017/05/P1030375A.jpg)
松本駅から徒歩約6分、松本PARCO前にある松本市中央西公園。
花時計公園とも呼ばれるこちらが1巻のカットに使われています。
漫画のカット内では気づきにくいですが、写真のように噴水のある広場です。
普段は静かな公園ですが、季節によってイベントが開催されます。
写真左手奥の位置には、和菓子の老舗である開運堂があり、
ロボットの作る日替わりのソフトクリームが人気です。
![松本城](https://walking-matsumoto.net/wp-content/uploads/2017/05/CIMG2530A.jpg)
4巻表紙で使われている松本城のカット。
真っ赤な欄干と、真っ黒な松本城との対比が美しく、
撮影で人気のあるアングルの一つです。
他にも眺めのいい撮影ポイントがあるので、
こちらをご覧ください。
![縄手通りにかかる幸橋](https://walking-matsumoto.net/wp-content/uploads/2017/05/P1030581A.jpg)
3巻表紙で使われたのはこちら。
江戸時代の風景が見れる松本市の人気の観光スポットで、
縄手通りにかかる幸橋からの撮影です。
ちなみに漫画の背景とは道路標識の向きが逆になっていました。
漫画の表紙では道路標識がこちらを向いています。
左手には願い事が叶うという四柱神社の鳥居が見えています。
四柱神社の詳細記事はこちら。
![縄手通り、たいやき屋ふるさと](https://walking-matsumoto.net/wp-content/uploads/2017/05/P1030235A.jpg)
ちなみに作中でも出てくるたいやきは、こちらの「ふるさと」というお店のもの。
江戸時代の街並みが再現されている縄手通りは、カエルがシンボルとなっていて、
通りにはカエルのオブジェがいくつか見られます。
ふるさとはカエル大明神の隣にあるため、すぐに見つけることができます。
![縄手通りにかかる中の橋](https://walking-matsumoto.net/wp-content/uploads/2017/05/P1030254A.jpg)
赤く塗られた欄干の手すりと、大きく弧を描く形状が特徴的な中の橋から見た
縄手通りの風景。
写真左手奥には、先程の幸橋が見えています。
![中町通りの蔵シック館](https://walking-matsumoto.net/wp-content/uploads/2017/05/P1030264A.jpg)
4巻に出てくる中町通りの蔵シック館前の広場です。
江戸時代からの松本城下町の交通の要衝で、
耐火性に優れたなまこ壁による土蔵造り街並みが揃っています。
松本市は平成の名水百選に選ばれるほど水が豊富で、
写真左手のように街の至るところに井戸水があります。
オレンジのカットとはベンチの配置が異なっています。
![あがたの森公園](https://walking-matsumoto.net/wp-content/uploads/2017/05/P1030364A.jpg)
1巻と2巻の表紙で使われているのは、広大な敷地のあがたの森公園のベンチです。
松本駅からは、真東の方向に徒歩20分で到着します。
花時計公園と比べると、あがたの森公園では5月に行われる「クラフトフェア」など、
規模の大きいイベントなどで使われます。
漫画の1・2巻の表紙からすると、自然だけが広がっている公園に見えるかもしれません。
が、あがたの森公園は元々エリート学生の集う旧制高等学校の敷地でした。
現在、公園の大部分は緑溢れる公園として整備されています。
奥の赤茶色の建物は旧制高等学校記念館で、当時の学生生活の様子を観ることができます。
詳細記事はこちら。
![弘法山古墳から一望できる松本市内](https://walking-matsumoto.net/wp-content/uploads/2017/05/CIMG5727A.jpg)
最終巻の5巻表紙の風景です。
これは、松本市全体を一望できる弘法山古墳で撮影したものです。
写真右手にある赤白のツートンカラーのタワーに注目!
漫画背表紙のすぐ脇(裏表紙左端)に赤白ツートンカラーのタワーが写っていることから、
ちょうどこのアングルが表紙に使われたものと推測されます。
ちなみに、上の写真は2017年4月14日に撮影したもの。
その4日後…、
![弘法山古墳から一望できる松本市内と満開の桜](https://walking-matsumoto.net/wp-content/uploads/2017/05/CIMG6149A.jpg)
桜が満開になりました。
漫画の表紙では古墳そのものが描かれているため、
古墳を取り囲む桜が隠れています。
弘法山古墳は、松本市の桜の名所の一つ。
その数は、4000~5000本にもなります。
左手に見える白い山は乗鞍岳などで、
晴れ渡っていれば北アルプスまで見渡すことができる場所です。
春の弘法山古墳の様子はこちら。
いかがでしたか。
今回紹介したコース(A 松本駅、B 花時計公園、C 松本城、D 縄手通り、E 幸橋、F 中の橋
G 中町蔵シック館、H あがたの森、I 弘法山古墳)は弘法山古墳を除けば、1日で歩いて回れるコースです。
松本市街地の周遊バス「タウンスニーカー」でも回ることができるので、
こちらの記事もご参考に♪
上記で紹介したorangeに使われている松本市の背景は、まだまだ一部に過ぎません。
orangeでは、松本市の魅力的な場所がまだまだ出てきます。
ぜひ、その目で確かめに来てみてはいかがでしょうか。
orange、大好きな作品です。ロケ地紹介してくださりありがとうございました。今度、長野に行くとき見に行きます!
Walking松本 運営事務局でございます。
ご返信が遅くなり申し訳ございません。
この度はコメントいただきありがとうございます!
長野に来られた際にはぜひ行ってみてください。
今後も当サイトをご利用いただけますと幸いでございます^^