湧水の街「松本」でのんびり春散歩!! 新鮮な湧き水を使ったお菓子屋さんやお蕎麦屋さんも紹介♪♪

松本の街を散策していると、さらさらさら、ぽちゃぽちゃ、という水の音が至る所から聞こえてきます。

その音の出どころをたどってみると、そこにあるのは水が湧き出す湧水(井戸)。それは、風情ある神社やお寺の一角にあったり、観光客でにぎわう通りにあったり、普通の民家の横にささやかにあったりと様々。

形や大きさも色々あり、屋根やベンチもあって「ザ・水汲み場」みたいなものもあれば、溜めの部分が涙型のものがあったり、ポンプ式で汲み上げるものがあったりと、バラエティに富んでいます。

市街地の湧水はなんと24か所も!! こんなに水に溢れる街は他に見たことがありません。

松本は北アルプスや美ヶ原などの山々に囲まれた盆地にある街。山にしみ込んだ雨水が、松本の街まで下りてきて、湧水となって吹き出しているのです。

「平成の名水百選」に「まつもと城下町湧水群」が登録されたり、「水道水の美味しい都市32」に松本市が選ばれたことがあったりと、「山の街」松本は、「水の街」松本でもあるんですよ。

湧水マップをGETして、湧水めぐり散歩に出かけよう!!

街中の至る所にある湧水。松本駅や松本城近くの観光案内所では、湧水マップを無料で配布していますので、まずはそれをGET!!

このマップをチェックしてみると、観光予定の目的地近くにも、必ず湧水スポットが見つかるはずです。せっかく松本に来たのなら、マップを持って湧水めぐりに出かけてみましょう!!

松本市美術館帰りに立ち寄ってほしい人気の湧水☆

【湧水その1】地元の人も足しげく通う「源智の井戸」

松本市美術館で草間弥生を堪能した後、街の中心に引き返すのなら、是非「源智の井戸」に立ち寄ってみてください。

この水を使うとコーヒーも料理も味が違うと、大きなペットボトルを何本も抱えている地元の人に出会うことも多い人気の湧水でもあり、その昔、明治天皇が松本にいらした際、この「源智の井戸」の水が御膳水として使われたという由緒ある湧水でもあります。

源智の名の由来などが書かれた立て看板もあります。江戸時代に描かれた左下の絵をもとに、平成元年に源智の井戸の復元が行われたそうです。

屋根やベンチもあるので、ちょっと一休みするにもちょうどいいですね。

〈周辺店舗情報〉源智の井戸の水で仕込んだお蕎麦が食べられる「源智のそば」

ユタカくん
お昼はやっぱりお蕎麦を食べたい!!「源智のそば」では、源智の井戸の水で仕込んだお蕎麦が食べられるよ♪

源智の井戸まで訪れたら、そのすぐ隣にある「源智のそば」でお昼にしましょう。

こちらのお店では、源智の井戸の水で練り上げた、こだわりの二八蕎麦がいただけます。

源智のそば 
◼住所
〒390-0811
長野県松本市中央3丁目7−8
◼電話番号
0263-33-6340
◼定休日
木曜日


〜☝️Map 〜
①源智の井戸
②源智のそば

人気の中町通りにも湧水スポットがたくさん!!

【湧水 その2】ひっそりと佇む「徳武の井戸」

賑やかな中町通りから路地を少し入ったところに「徳武の井戸」があります。

徳武竹材店さんの前にひっそり佇むこの「徳武の井戸」は、うっかりすると通り過ぎてしまうほど小さな湧水スポットです。

街を歩いていると、このくらいの規模の小さな井戸に、他にもたくさん出会えます。思わぬところにあったりするので、宝探しみたいで面白いです。

〈周辺店舗情報〉湧水仕込みの酒粕を使った酒まんじゅうが食べられる「藤むら」

ユタカくん
人気のお菓子屋さん「藤むら」に行ってみよう!! 昔ながらの風情を感じられる歴史あるお店だよ♪

そして、徳武の井戸のはす向かいにあるのが、白壁と黒なまこの土蔵造りの建物が素敵なお菓子処「藤むら」。昭和13年創業の歴史あるお菓子屋さんで、店内に飾ってある古いお人形なども一見の価値あり。

こちらのお店では最近、雑誌BRUTUSの「日本一の手みやげ」特集でグランプリになった「れぇずんくっきー」が大人気だそう。

 

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そんな人気店でもあるこちらのお店で古くから作られているのが、湧水で造った大吟醸の酒粕を使用した酒まんじゅう。まるっとしてかわいらしいおまんじゅうですね。食べると口の中にお酒の香りがふわっと立ち上ります。
こちらも大人気商品で、売り切れて購入できないことも。近くまで来た際には、是非立ち寄りたいですね。
藤むら
◼住所
〒390-0811
長野県松本市中央2丁目9−19
◼電話番号
0263-32-1421
◼営業時間
9:00〜18:00
◼定休日
水曜日
◼HP

【湧水 その3】ポンプ式がかわいい♪「蔵の井戸」

中町通りをちょうど中程まで歩くと、青いポンプが目印の「蔵の井戸」が見えてきます。

こちらの井戸はくみ上げ式。地下25メートルから水を汲み上げています。きこきこと手漕ぎポンプを押すと、水が噴き出してきます。この古びたポンプ、味があっていいですね。

となりのトトロでにも出てくるこのポンプ式の井戸に、憧れていた人もいるのでは?是非お試しを!

12月〜4月の冬場は凍結のため、井戸の手漕ぎ部分が外されています。

〈周辺店舗情報〉カフェも併設♪「中町・蔵シック館」

ユタカくん
「中町・蔵シック館」はかつての造り酒屋!!松本は豊富な水を使ったお酒造りが盛んだったんだね。

そして、この「蔵の井戸」は「中町・蔵シック館」の敷地内にあります。水が豊富な松本には、かつて造り酒屋がたくさんありました。その造り酒屋を移築してできたのが「中町・蔵シック館」。天井も高く立派な建物で、コンサートなども開催されています。

隣にはカフェも併設されていますので、のんびりとお茶でもしながら、かつての酒蔵の風情を楽しんでみてはいかがでしょうか。

中町・蔵シック館
◼住所
〒390-0811
長野県松本市中央2丁目9−15
◼電話番号
0263-36-3053
◼定休日
年末年始(12月29日~1月3日)
◼HP

【湧水 その4】中町通りの最終地点にある「辻井戸」

次にご紹介する湧水は「辻井戸」。翁堂というお菓子屋さんの前にある井戸で、こちらもポンプ式。

蛇口も別にあって、こちらの蛇口から水が常に流れ出しています。。。とご紹介するはずでしたが、この日は残念ながら水がどこにも見当たらず。。別の日にこちらを通りかかった際には、ちょろちょろとだけ水が出ておりました。どうも冬場は水の量が少ないようです。

春には水が湧き出してくるはず!また、暖かくなったらリベンジしたいですね。

〈周辺店舗情報〉松本初の地ビール「松本ブルワリータップルーム」

ユタカくん
お昼からビールが飲めちゃう「松本ブルワリータップルーム」!! 松本の湧水仕込みの地ビールがうまい!

ちょっと早い時間に飲むお酒って、なんであんなに美味しいんでしょうね。お水もいいけど、疲れた体にアルコールが沁みる!!ということで、翁堂のすぐ近くにある松本ブルワリータップルームへGO!!

松本ブルワリー
こちらは松本初のクラフトビールの直営店になっており、松本の湧水を仕込みに使ったビールをいただくこともできます。
松本ブルワリー タップルーム中町店
◼住所
〒390-0811
長野県松本市中央3丁目4−21−イ
◼電話番号
0263-31-0081
◼営業時間
13:00~19:00
◼定休日
火曜日
◼HP

〜☝️Map 〜
①藤むら
②徳武の井戸
③蔵の井戸/中町・蔵シック館
④翁堂
⑤松本ブルワリー タップルーム中町店

イオンモール松本店近く!!お買い物帰りの立ち寄りたい湧水スポット♪

【湧水 その5】その名を冠した銘酒あり!!「女鳥羽の泉」

イオンモールから川を渡り少し歩くと見つかるのが「女鳥羽の泉」。この「女鳥羽の泉」も地元の方が大きなペットボトルを持って集まる人気の湧水です。

ユタカくん
女鳥羽の泉の水で仕込んだ日本酒を造ってるよ! 松本市街に唯一残る酒蔵「善哉酒蔵」は外国人にも大人気だよ!!

この女鳥羽の泉ですが、酒蔵「善哉酒造」の敷地内にあります。こちらの酒蔵では、敷地内から引いた湧水を使ったお酒造りをされています。こちらで造られている日本酒は、その名も「女鳥羽の泉」。華やかな香りと深い旨みが特徴です。水をいただいた後には、ぜひこの美味しい日本酒をGETしてください。

善哉酒蔵
◼住所
〒390-0874
長野県松本市大手5丁目4−24
◼電話番号
0263-32-0734
◼営業時間
13:00~19:00
◼定休日
日曜日
◼HP

〜☝️Map 〜
①女鳥羽の泉/善哉酒造

春は雪解けの季節!!「春の水」めぐりを楽しみましょう♪♪

”春の水ところどころに見ゆるかな”

こちらは、上島鬼貫による春の喜びを詠った俳句です。雪解け水や降雨で川や池の水かさが増していく、春のみずみずしい情景を描写するために使われる「春の水」という季語が使われています。

これから迎える春。雪解けとともに山々から流れ出す水が、この松本の街に集まって、井戸から湧き出す水もその勢いを増していきます。今回水量が少なかった井戸にも、水が戻ってくるでしょう。

この雄大な自然の営みに思いを馳せながら、「春の水」を探して、のんびり湧水めぐりをしてみるのもいかがでしょうか?

 

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