国の文化財に指定されている上高地は日本屈指の景勝地と言われ、全域は松本市に属します。
約5ヶ月の間、閉ざされていた上高地の山開きを祝い、今シーズンの山の安全を祈念する
「上高地開山祭2017」が4月27日(木)に開催されました。
2017年で第49回となる「上高地開山祭」は上高地のシンボルである
河童橋のたもとで行われ、参加者はなんと3,500人!
開山祭が始まる10:50前になると河童橋周辺には多くの人がいました。
どこを見渡しても、とにかくスゴイ人の多さ!
式典はオープニングのアルプホルン演奏から始まり約1時間30分ほど。
アルプホルンのファンファーレでシーズン開幕のよろこびを伝えます。
今シーズンの山の安全と繁栄を祈願する神事が執り行われます。
祝辞、祝電、鏡開きと続き、獅子舞や太鼓の演奏などでお祝い。
式典自体はこれで終わりですが、河童橋を先に進んだ広場では
野宴という野外パーティーが開催されます。
野宴の参加は招待客がメインですが、当日の受付もあり一般の方でも参加できます。
当日受付 10:00〜12:00
野宴時間 12:00〜14:00
料金 2,500円
参加者は引換券が配られ、焼き鳥や豚まん、焼きそばなどが食べられます。
記念バッチと「第四十九回 上高地開山祭」と記載された
樽酒用マスも配られ、多くの方が開山を喜びながら上高地を満喫していました。
開山祭の前日、上高地では雪が降り、当日天候が心配でしたが
雨も降らず、雪化粧をまとった山もとても美しい。
4月末ですが、上高地の気温は低く寒いので、
脱ぎ着しやすい服装が必須です。
ちなみにこれからのシーズンの上高地はこんな感じ
透き通る水に緑が美しく、澄んだ空気の大自然で
上高地にいるだけで心が洗われるような感覚になります。
これからの季節は植物も美しく咲き、また紅葉の季節もオススメです!
(おまけ)
開山祭の式典が終わり空を見上げると虹が出ていました!
取材日:2017/4/27
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